中小企業と融資
中小の融資が思うように受けられないのは、どうしてでしょう?
一説には中小企業向け融資が最大で、100億円も減少したといわれた時期もあります。
いくつかの理由が中小企業への融資を難しくしているのですが、集約すると2つです。1つは、中小企業融資の費用対効果の低さが挙げられます。
100万円の融資でも1000万円の融資でも、1回の融資手続きにかかるコストについては変わりがないのが実情です。審査にかかる費用と融資する金額は比例の関係にありませんので、高額融資だとしても審査の経費は増えるというものではないのです。銀行側としては、企業に融資を行うことで収益を上げるためには、小さな融資よりは大きな融資に絞った方が有効にコストを使えるわけです。
特に都市銀行等は、効率の悪い中小企業にはお金を貸したくないというのが本音でしょう。しかし、最も大きな要因としてあるのは、全ての中小企業に対する融資が回収できるとは限らないという点であるといえます。大きな会社と比べて、小さな会社の経営地盤は安定してはいませんので、資金繰りの面でもさほど先のことは見えていないという会社もあるくらいです。小さな会社の場合、ちょっとしたことで収益が赤字になったり、借金がかさむことがあります。要は銀行にとって、中小企業への融資は非常にリスクが高いと考えられているのです。
貸し倒れ発生に備えて、銀行側としては連帯保証人や担保の確保に努めたり、利息を多めに求めたりします。
admin on 10 月 23rd 2008 in 投資